みなさんも一度は経験した事があるのではないでしょうか?
今日は「足首の捻挫」に関してお話したいと思います。
捻挫とは靭帯を傷めたケガの事です。
靭帯は、骨同士を連結する丈夫な繊維の束、
ヒモのようなもので、この靭帯のお陰で、
関節は安定して蝶番の働きが出来るのです。
靭帯は、普通の外力に対しては
十分対応できる強さを持っているのですが、
ひねる等の非常に強い力が加わると伸びてしまったり、
一部がさけてしまったり、ひどい場合は、
完全にプツッと切れてしまうこともあります。
「捻挫なんか冷やしていればそのうち治るだろう。」
と、思ってしまわれる方も多いのですが、
しっかり治さないと長引いてしまったり、
捻挫がクセになってしまったりしかねません。
足首の捻挫の症状は、まず”痛み”と”腫れ”が現れます。
そして”内出血”も出ることがあります。
このような症状がひどい場合には、骨折の疑いが強くなります。
さらに靭帯が完全に切れてしまった場合は、
足首の関節は安定性を失うため、グラグラと不安定になります。
重傷の捻挫ではギブスで固定したり、
完全に靱帯が切れてしまった場合には、
手術が必要となる場合もあります。
また捻挫だと思っていても骨折していたり、
さらに捻挫に骨折が伴っている場合もあります。
このような怪我の程度を、
ご自身で判断するのはとても危険ですので、
なるべく早めに当院へご相談下さい。
立石駅前通り整骨院
東京都葛飾区立石4-26-12
TEL:03-6657-6565